継続できないのは結果の不感症だからかもしれません

2017.11.02 by 横川 裕之

◎継続できない要因は、【結果の不感症】だからかもしれません
 
ご訪問ありがとうございます。
横川です。
 
今日は継続できないと嘆く人がかかっている
【結果の不感症】についてお伝えしていきます。
  
  
結果の不感症、とはボクが作った造語です。 
  
  
ボクは、ランチ会を2010年から現在まで、
Facebookに筆文字を2011年から7年間毎日、
心が整うことばの朝食も1年以上継続していたりするので、
継続の相談をされることが多いのです。
 
 
「新しいことを始めても継続できないんです…」
  
というご相談をたくさんいただいて、
その全員がこの「結果の不感症」に陥っているんです。
 
 
この「結果の不感症」という概念を知っておくだけで、
あなたの行動が止まるということがなくなります。
   
 
   
もうひとつ共通しているのが、
継続できないと相談された方々は、
何か新しいことを始めるときに、
    
  
「筆文字1000日修行始めます」
「ダイエット始めます」
   
というように、SNSで宣言しているんです。
   
     
人に宣言することによって、
自分を行動に追い込む、という意図があるんでしょうが、
本当にやりたいことなら、宣言なんかしなくてもやるはずです。
     
  
それをわざわざ宣言するのは、
 
「新しいことにチャレンジする自分ってすごいでしょ!!」 
  
という、無意識レベルにある
承認欲求を満たして欲しいからにほかなりません。
    
        
そもそも、追い込まなければやらない、という時点で
そのやることを【義務化】しちゃっていますよね。
  
この【義務化】していることも続かない要因なんですが、
今回の本題とは話がズレるので、またどこかでまとめます。
  
 
あと、SNSで宣言すると、それを見た友人たちが
応援メッセージを入れてくれるんですよね。
 
「楽しみにしてるよ〜」とか
「絶対できるよ〜」とか
「すごい!!」とかコメントが入ると、氣分が良くなりますよね。
   
  
で、コメント入れてくれる人たちは、
いつも自分のことを気にかけてくれている応援者なんだ!!
 
って、勘違いします。 
  
  
 
 
   
新しいことをスタートさせると、
すぐに結果が出てきます。
     
     
結果というのは、
自分ができるようになることの楽しさだったり、
まわりの人たちが褒めてくれることだったりします。
  
 
すると、
    
結果が出ているのが当たり前だと思っちゃうんです。
      
結果の不感症というのは、結果が出ているのが
当たり前だと思っている状態です。
   
  
目に見える結果が出てこないと、満足できないのです。
 
 
満足する結果を出すためにもっと頑張ればいいんですが、
残念ながら行動をやめることを選択しちゃうんです。 
  
    
スポーツでも勉強でも最初に急激な伸びを見せます。
  
 
でも、その急激な伸びがずっと続くわけがなく、
必ず停滞期がやってきます。
  
 
その停滞期は次の急激な伸びを引き出すための
充電期間でもあるんですが、その「次」というのは
いつ来るのかわかりません。
     
  
そうなると、これまで喜んでいた結果には、
全然満足できなくなり、伸びない自分にイライラし、
たったこれっぽっち…と、自分を見下すようになります。
    
 
また、最初は応援してくれていたまわりの人たちも
段々と自分に興味を失っていき、コメントも減ってきます。   
   
   
  
コメントが入っている段階では、
 
「みんな自分の更新を楽しみにしてくれているんだ〜」
  
って、思っていたのに、それがだんだんと減ってくると、
 
「なんだよ…応援してくれてたんじゃないのかよ!!」
  
って、コメントしてくれていた人たちに、
猜疑心を持つようになります。
     
   
おかしな話ですけど、本人は気づいてないんです。
  
    
コメントを入れるかどうかは相手が決めることなのに、
それを入れてくれないからって、
  
「自分のやっていることには価値がないんだ…」
「誰も見てくれていないんだ…」
  
って、思い始めるのです。
  
  
スタートの時点で、自分の承認欲求を
満たしてもらうことが目的に変わってしまっているので、
そもそもが間違っているんですが、
それに気づいていない。
  
  
そうして、伸びない自分に嫌気が差し、
段々と毎日やっていることが苦痛になり、
それをSNSにアップしても、
まわりからのコメントが減り、
楽しくなくなり、気付いたらやめてしまっている…。
   
 
そして、自分は継続できない人なんだ…
って、自分に言い聞かせてしまうんです。
  
  
    
よく「ワクワク」が継続や習慣の秘訣、
なんていう人がいますけど、
そんな毎回の行動に「ワクワク」の感情を作らないと
やれない行動は継続しません。
      
     
ワクワクの感情を生み出すのには
大きなエネルギーを必要としますし、
その状態で行動していたら、あっという間に
エネルギー切れになります。
   
 
エネルギー切れになると人はどうするかというと、
エネルギーを充電する必要があります。
   
 
どう充電するか、充電方法はいろいろとあるのですが、
多くの人が無意識に採用するのは、
 
「人に認めてもらう」という方法になります。 
  
 
人から褒められたり、認めてもらう言葉をかけてもらうと、
妙にやる氣が出てくることはありませんか??
  
 
このやる氣が出てくるというのが、
エネルギーが充電された証です。  
  
   
何か新しいことを始めるのは、すべて自分の成長や
自分の未来のためですよね??
  
  
でも、最初はそうだったのに、それがいつの間にか
誰かに認めてもらうために、と目的が変わっているのです。
 
 
始めた当初は、まわりから認めてもらえます。
 
頑張ってるね〜とか、気にかけてもらえます。
  

最初は認めてもらったり、気にかけてくれることに
感謝するんですが、それにだんだんと慣れてくると、
 
気にかけてくれるのはあたりまえ、
認めてくれるのはあたりまえ、 
 
と、感謝の気持ちがなくなり、不感症になるわけです。
  
   
でも、みんな自分のことで一杯一杯なので、
常に気にかけてくれるなんてことはありません。 
     
    
人が認めてくれるかどうか、
それは自分ではコントロールできるところじゃありません。
  
 
また、自分の成長の伸びもすぐに頭打ちが来ます。
 
右肩上がりでずっといくことはありえません。
  
 
結果の不感症に陥らないようにケアしていってくださいね。
  
 
継続の秘訣については、要望があれば、
またどこかで記事にしますね。
 
 
今回は以上になります。
  
 
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
 

今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。 

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横川 裕之

人も仕事もお金も引き寄せる「すごい自己紹介」著者。 2016年3月23日の発売日にAmazonのビジネス交渉・心理学部門で1位。 以来、Amazonでは在庫切れが続く。 自分自身の経験を元に開発した通信講座【文字化力強化合宿】において、60代の会社経営者、30代の学校の先生・刑事、20代の専業主婦など、業種年齢問わずに、受講者の人生に革命を起こす。 キーワードは「思考の文字化で人生は100%変わる」。

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