会いたい人に会う前から覚えられている方法
◎会いたい人に会う前から覚えられている方法
ご訪問ありがとうございます。
ひさびさにテクニック的なことを
配信する横川です。
セミナーや講演会に参加して、
その講師と親しくなりたい、という思いって
誰もが持っているものだと思うんです。
ボクも売れない保険営業マン時代は
とにかく影響力のある人と繋がっておけば
何とかなるんじゃないかと思って、
たくさんのセミナーに参加しておりました。
セミナーが終わった瞬間にできる
名刺交換の行列に並んで
保険会社の名刺や自分で作った名刺を
講師に渡していたんですね。
多くの場合、講師からお返しの
名刺をいただけます。
そして、いただいた名刺の住所に
はがきを何度か送り、再びその講師の
セミナーに参加していました。
しかしです…。
何度参加してもその講師に
覚えていただけることはありませんでした。
その4回目には
「はがきを送らせていただいている横川です」
と、名刺と一緒にアピールもしたのですが、
その講師からは…
「すみません、はがきはいただいても見ないんですよ」
そう、はがきは見てもらえていなかったのです。
人気講師になると、はがきや手紙が一杯来ていて、
しかもその内容のほとんどが
「ご縁に感謝!」
しか書かれていないので、
男性のものは見るのをやめた、と、
その講師はおっしゃったのです。
なるほどな〜と思いながらも、
「『人のご縁を大事に生きてきた』
って、講演していたのはどこの誰だったっけ??」
という心の中でツッコミを入れて、
その講師のセミナーに行くのはやめました。
それ以来、はがきを出す回数も減ってます。。
会ってからでは覚えてもらえない…
だったら、会う前から存在を印象づけたらいい。
そう考えたボクが実践したことが、
講師の出しているメルマガやブログ、
Facebookの記事に返信することでした。
なんでこれを思いついたかというと、
とあるセミナーの懇親会で近くにいた著者さんが
「メルマガ出しているんだけど、
反応が薄いからやめようかな…」
という愚痴を言っていたのを聴いたのです。
その当時のボクは、
「著者さんというのは、ファンの読者から
いっぱい返信やらメールやらもらっていて、
そのお返事を書くだけで大変なんだろうな」
と、思っていたのですが、その愚痴が
耳に入ってきたので、
「実際にはそうではないんだな…」
というのが頭の片隅に残っていたのです。
反応が薄いということは、
書いたものに対しての返信がないということ。
だったら、メルマガに返信してみたら
どうなるのかな〜と、とある著者さんの
メルマガに対して返信をしていました。
=== ここから ===
横川と申します。
今日もメルマガをありがとうございます。
今日の内容は、これまでの人生の中では
まったく聴いたことのない話で、
一字一句読み漏らしのないように
読ませていただきました。
なぜこういう発想ができるのか、
いつか◯◯さんに直接お会いして
聴いてみたいと思いました。
=== ここまで ===
こんなカンタンな返信ですし、
それに対して、先方からの返信はありませんでした。
それでも、実際にその方のセミナーに行って、
名刺交換をした際に、
「◯◯生命の横川と申します。
いつもメルマガを読ませていただいております」
という自己紹介とともに名刺を差し出すと、
先方は、
「あ〜あの横川さんですね。
お会い出来ることを楽しみにしていたんですよ」
と、おっしゃってくださったんです。
こういう成功例がある一方、
逆にまったく覚えてくれていない人もいました。
「あれ?君は僕の商品を買ってくれている人?」
「いえ、メルマガを読ませていただいているだけです」
「いるんだよね〜そういう無料で終わらせるのが。
成功しない典型的なパターンだよね」
名刺も見ようとせず、すぐに名刺入れへ。
「なんだコイツ…本が売れてるからって、
人間的に終わってるな」
って、毒づいたことも、
いまや懐かしい思い出です。
こういう著者さんもいるんだな〜って
ビックリしましたし、こうは絶対にならないと
誓った瞬間でもありました。
さて。
たくさんの人が情報発信していますが、
その一番の目的はなんでしょうか??
ボクは
「自分の存在を知ってもらいたい」
ということにあると考えています。
要するに「認めて欲しい」という
承認欲求を満たすために
発信をしている人が多いのです。
ボク自身、承認欲求の塊でしたからね。
メルマガを書いて返信をいただけるのも、
そもそも読んでいただけるのも、
すべて相手が決めることだって、
割り切れるようになったのは、
ここ3〜4年のことです。
38年生きて来た中のわずか3〜4年です。
承認欲求の塊だった時期のほうが
圧倒的に長いわけですから、
承認欲求がゼロになったなんて、
これっぽっちも思っていません。
ボクが発信している
毎朝のことばの朝食にたくさんの返信を
いただけていて嬉しい限りです。
そのすべてに返信はできていませんが、
必ずすべてのメールを読ませていただいております。
10通も返信いただければ、
その方の存在は確実に認知しています。
会う前から会いたい人に
覚えられている方法として
書かせていただきました。
ちなみにこの方法は、何もセミナー講師と
繋がるだけではありません。
たとえば、ランチ会に参加するのであれば、
そのランチ会の参加者とFacebookで
繋がっておいて、ランチ会当日までに
コメントを入れて印象づけます。
コメントを入れなくても、相手の投稿を見ておいて、
名刺交換の際に、その投稿内容をお伝えしたら、
「この人は自分の投稿を見てくれていたんだ」
って、喜んでくれることが多いです。
同じセミナーの参加者と親しくなるのも、
名刺交換後ではなく、実はセミナー参加前の
仕込みで決まるのです。
こんなことやっている人は
ほとんどいませんから、
ぜひ試してみてください。
もし、あなたもご縁をつなぐための
覚えておいていただける
効果的な方法をお持ちでしたら、
ぜひ教えていただけると嬉しいです。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
「心が整うことばの朝食」
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横川 裕之
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