昔の成人がみんな持っていたもの
◎昔の成人がみんな持っていたもの
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
昨日は成人式で振り袖、袴、スーツに
身を包んだたくさんの新成人の方々を
目にしました。
でも、振り袖の予約をしていたのに、
当日行ってみたらもぬけの殻だったという、
残念なニュースもありましたよね。
着付け料など先払い、
さらに着物を預けていた人もいた
というんですから、ビックリです。
支払ったお金も預けた着物も
返ってこないということになるのでしょうか…。
一刻も早く経営者が見つかって、
真相究明されることを願います。
江戸時代の成人式に該当するのが、
【元服の儀】と呼ばれるものです。
年齢は20歳ではなく、
14歳〜15歳くらいが平均です。
元服の際には必ずあるものを
立てないといけません。
これなくしては、成人として
認められなかったのです。
そのあるものとは…。
【志】
です。
私は世のため人のために、
一生をかけて
こうやって貢献していく
という誓いを儀式に参列してくれた人たちの前で宣言し、
その志を自分の軸として、
人生を歩んでいくこととなります。
その志を持っているからこそ、
成人として認められたのです。
現代に置き換えてみると、
この志を持っている人というのは
どのくらいいるんでしょうか??
江戸時代の基準に当てはめると、
年齢は成人の年齢を超えているけれども、
その実態は「子ども」ということになります。
そもそも、志を持ちましょう、なんて
言われて教育されてないですよね??
教育されていないということは、
別の言葉に置き換わって、なくなっているんです。
その別の言葉、というのが「夢」です。
戦後教育の中で、志という言葉は、
夢、という言葉に置き換えられました。
たとえば、
「私の夢は医者になることです」
とはいいますが、
「私の志は医者になることです」
とは言いませんよね。
「私の夢は医者になることです。
医者になるのにはお金がかかります。
どうか私の夢を応援してください」
と言われても、そんなに心が響かない。
「私の志は病気で苦しむ世界中の子どもたちを治すことです。
そのために医者になることを目指していますが、
お金がかかるので、それを工面しています」
と言われると、何か応援したくなりますよね。
この違いが何かというと、
夢は自分のため、志は世のため、人のため
になるわけです。
昔の成人は世のため、人のために
貢献することを自分の軸として定めて、
一生をかけていました。
いま一度、世のため、人のために、
自分をどうお役に立てていこうと思うのか。
もし、これを考えたいのであれば、
志が持つパワーをカラダで体感できる
ワークをぜひ受けに来てください。
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今回は以上になります。
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今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
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