読書を通じてここまで心を動かされたことは初めてです。
◎読書を通じてここまで心を動かされたことは初めてです
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
11月末で販売中止となる拙著ですが、昨日の「はじめに」の公開の効果があったのか、たくさんのご購入をいただいております。1冊ずつ梱包しておりますので、到着までに数日いただくことになりますが、ご了承いただきたく思います。
さて、出版したことの恩恵のひとつに、出版しなかったら出会えなかった方々とのご縁が繋がることがあります。今回購入して下さっている方の90%が初めて聞くお名前の方々です。本屋勝海さんから…神成恭太さんから…と、すでに購入してくださった方々のご紹介をキッカケに購入してくださっています。
さらに有り難いことに、拙著を読んで下さって、気づきや、学び、ご感想をメールやFacebookメッセージで送ってくださるのです。その感想を送ってくださった方の中のおひとり、福岡にお住まいの舛田さんは、現在、転職活動中です。
転職の情報を集めている中で、拙著のことを知り、amazonでは在庫切れになっているので、書店さんをいくつもまわって、ようやく手に入れてくださったそうです。
そこまでして探していただけた上に、ご感想までいただけるなんて著者冥利につきるというものです。
同じ本を読んでいるのにもかかわらず、一字一句同じ感想になることは、まずありません。それは、ひとりひとり、それぞれが持っている価値観のフィルターを通して読んで、アウトプットされているからです。同じ本を読まれた他の方の感想を読むことで、自分にはなかった新しい視点を手に入れることができます。
これは著者であるボクも同じで、ご感想を読ませていただくたびに、
こういう読み方もあるんだ、
こういう受け取り方もされるんだ、
と、たくさんの気づきをいただけます。
今回、舛田さんが送って下さったご感想の中に、
特に2章が印象的でした
という一文がありました。
2章に書いているのは【セルフイメージ】についてですが、なぜこの章が印象的だったのか。
舛田さんのご感想です。
お忙しいところ恐れ入ります。
私、舛田と申します。
少し長くなりますが前置きをさせていただきます。
今現在、転職を考えております。
しかし、転職活動を始めてわかったことが、もうすぐ43歳という年齢と職務経歴から、現在の仕事以外では採用を前向きに検討してくれる企業もあまりありません。
それでも、外資系保険会社からは内定をいただきました。しかし迷いがあります。
横川様は保険営業の経験もおありで詳しくご存じでしょうが、厳しい世界だから人欠で随時募集されている職種、果たして真面目だけが取り柄の私が通用するものかと不安に思い、情報収集のためにアマゾンでビジネス書籍を買い求めるなかで、カスタマー評価が五つ星、在庫切れの『すごい自己紹介』を目にしました。
是非読んでみたいと探し回った末、ついに先日入手することができ、一気に読み終え、このメールを送らせていただく次第です。
読後の感想を述べさせていただきますと、特に第二章が印象的でした。
セルフイメージ・・。
自分が自分を枠にはめ込んでいたのか。
『社交性・協調性・思いやりに欠ける、
自分の殻に閉じこもりがちな内向的人格』
と自分を定義づけて、いつからかその通りに生きておりました。
最近、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』を読みましたが、横川先生の著書はアドラー思想を超えてより具体的・実践的に変化を提案してくださいました。
P90の『人の才能を見付けるのは、自分の中にその才能のキッカケがなかったら見つけられません。』という一文には救われた気がしました。
セルフイメージと振る舞いを改めて、新たな環境で頑張るんだと決意できました。
全編を通じて
『自分自身には他の人にはない価値があり、使命がある。頭と体をフルに使って他者に・社会に貢献することを実践し伝えなければならない。』
と、私は解釈し感動し共感しました。
読書を通じてここまで心を動かされたことは初めてです。
最後になりますが、大変貴重な情報を惜しみなく提供して下さった、横川先生に心からお礼を申し上げます。
こうやって直接送ってくださることが素晴らしいです。やろうやろうと思っていても、日常のことを無意識に優先してしまって、結局やらなかった…っていいうパターンになる人が多いですから。
『社交性・協調性・思いやりに欠ける、
自分の殻に閉じこもりがちな内向的人格』
と自分を定義づけて、いつからかその通りに生きておりました。
と、書かれていますが、本当に社交性や協調性に欠けていて、自分の殻に閉じこもりがちなら、こうやってメールを送って下さることはまずありません。そして、そんな人間を保険会社も採用はしないでしょう。
だから、この舛田さんのセルフイメージは、舛田さんの思い込み、ということになります。
でも、こうやって文字化されたことで、自分はこういう人間なんだ、というのを強く意識してしまいます。強く意識すると、実際にこうした行動を取っていき、その行動が先ほど書いたセルフイメージ通りの人間へと舛田さんを変化させてしまうのです。
謙虚に書いているつもりが、実は自分を卑下していることになっていて、自分を卑下しているから、卑下したくなるような自分が現実化されてしまう。
否定的なセルフイメージを持つ罰です。
そんな負のスパイラルに落ちないように、セルフイメージはできるだけ肯定的な言葉を使って表現することが大事です。
舛田さんのご感想がなければ、このセルフイメージに関する記事はこの世に生まれることはありませんでした。
本を書く時点では気づかなかった視点をご提供下さった舛田さんに感謝いたします。
ご感想の最後に、
読書を通じてここまで心を動かされたことは初めてです
と、書いて下さっています。
この一文を見た瞬間、そんな人の心を動かす一冊になっていることに自分でも驚くと同時に、この本を世に送り出して下さったリンダパブリッシャーズさんに改めて感謝の気持ちが湧いてきました。
リンダパブリッシャーズさんに報いるためにも、一冊でも多くの人の手元に残っている拙著をお届けしていきます。
すごい自己紹介のご購入は下記登録フォームからお願いいたします。
10冊以上のまとめ買い購入については、出版社から直接送っていただくように手配できますので、その分、時間短縮が可能になります。
ご友人に配りたいからと、10冊、20冊、30冊などまとめ買いをしてくださる方もいらっしゃいます。
もし、まだお手元になかったり、お友達にプレゼントしたい、というご要望がありましたら、上記ご注文フォームからご購入をお願いいたします。
本日は以上になります。
この文章をここまで読んで下さった
あなたが、心明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
横川 裕之
最新記事 by 横川 裕之 (全て見る)
- 無意識の意識化を体験してみませんか? - 2020年4月5日
- 毎朝、心が整うことばの朝食をお届けします - 2020年1月11日
- 8か月で12キロ痩せ、それが4年間続いています - 2019年9月13日