なぜ「やればできる子」は、やらないのか?
◎なぜ「やればできる子」は、やらないのか?
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
2年くらい前だったでしょうか…
「やればできる子」という言葉が流行っている
と、お母様たちから教えていただきました。
「やればできるかぁ…。
あぁ、まさに20代の頃の自分だな。。」
って、この言葉を聴いて思いました。
「自分には才能があるのは間違いない。
でも、その才能がなんだか分からないから、
才能を見つけてくれるような仕組みを
会社は提供すべきだ!」
まぁ、なんとも馬鹿げた考えを
持っていたのを思い出しました…。
【目の前のことを通じて才能を発見する】
という発想そのものがなかったんですね。
20代の頃は、
「自分には才能があるはずなのに何もできない」
という中二病的なくすぶった気持ちを抱えながら
毎日を過ごしていました。
時々何かにチャレンジしようとしましたが、
新しい世界に一歩飛び込む勇気がなく、
結局昨日までと同じ生き方を選択していました。
まわりの疲れた人たちを見ていて、
こんな風に年を取るのはイヤだ!
と、他人よりも成功したいと望む一方で、
他人と同じでないと不安になる。
「正解さえ、才能さえ分かれば全力でやるのに…」
とありもしない幻想を夢見ていましたね。。
やればできる。
これは誰にでも当てはまります。
間違いありません。
でも、何をやったらいいか分からない。
ここが問題ですし、やらない理由です。
何をやったらいいか分からないのは、
どこかに正解がある、誰かが正解を持っている
と思っているからです。
ボクは以前のブログのタイトルを
【人生の主導権を取り戻せ】と言っています。
他人が決めたルールやレールに
乗って生きなくてもいい。
自分の人生なんだから、
自分でルールを決めて、
自分で成功や幸せを定義して、
その通りに生きるべきなんだ。
そのために必要な知識や
スキルや考え方や経験があるんだ。
ということをお伝えし、ひとりひとりが
【自分の人生を自分でデザインする力】を身につけ、
自分の人生の主導権を握って欲しいのです。
でも、勘違いしないで下さい。
自分の人生の主導権を握った状態とは
他者や社会から隔絶されて
自分一人で生きることとは違います。
他者の中で、そして社会の中で、
いかにして「自分」というものを確立させ、
調和させていくのか。
その中で、自分なりの幸せを
追い求めていくことを可能にするのか、
そういうスキルや考え方を身につけて、
自分で自分の人生を決めて歩んでいく状態です。
ランチ会やワークショップ、文字化合宿を通して、
そのスキルや考え方を身につけていただくことが、
現在のボクに与えられているお役目だと確信しています。
その主導権を握るためのスキルのひとつが、
資料内(※)に書いていた【現状維持メカニズム】です。
(※)資料はこちらです
⇒ http://pmlifect.com/mojika.pdf
既に、読んでいただけていると思いますので、
ぜひアウトプットすることで、自分のモノにして下さいね。
インプットとはアウトプットなり。
という言葉があるように、
アウトプットできて初めて、
インプットできた状態になっていますからね。
(追伸)
もうひとつ勘違いしてほしくないのが、
自分の人生を歩む=独立する、ではありません。
独立が全てだとはボクは思いません。
この人のために、この会社のために、と、
自分の人生を捧げる対象があって、
そこに自分の全てを賭けると、自分で決めたのなら、
それもまた人生の主導権を握っている状態です。
当たり前ですけど、人は一人では
生きていけません。
ワガママに自分の思ったとおりに、
事が何でも進むわけがなく、
自分をいかに他者や社会と調和させ、
自分の幸せを求めていくのか。
調和させていくためには、
相手の言っていること、
社会に求められていることを
理解しなければなりません。
そして、自分の幸せ、というものを
自分で定義して、その定義した幸せを
手に入れるための行動を積み重ねていくことが、
自分の人生の主導権を握っている状態なのです。
主導権を握り始めると、どんな変化が起きるのか、
60ページから始まる文章への
反応が特に大きかったです。
今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
書き続けていくことで、あなたの人生に革命が起こり、
あなたの変化に合わせて、あなたのまわりも変わっていきます。
横川 裕之
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