自立を促す
この記事の目次
横川 筆文字メッセージ
「とことんあなたと向き合います」
と、力強く宣言する人がいますが、
向き合うってことは、
クライアントの
目の前に立ちはだかる
ことと同意です。
クライアントは
進みたい方向があるのに、
向き合う人は、
自分が進ませたい方向へ
行くようにと立ちはだかるのです。
確かに自分が進ませたい方向へ
進ませることによって、
成果は出るかもしれません。
短期的には
いいのかもしれませんが、
向き合うことをやめたとたん、
そのクライアントは
方向が見えなくなって、
どこに進んだらいいのか
わからなくなります。
ひとりで進めなくなってしまった
クライアントは
またその人を頼るか、
同じように
向き合ってくれる人を探して、
自分の進む道を誰かに
委ねる人生になるのです。
長期的にみたら、マイナスに
なっているとボクは思うんです。
逆に、【徹底的に向き合う】
という言葉に響いて、
その人のサービスを
受ける人は、
無意識のうちに、
誰かに道を決めて欲しい
という思いを
実現させているのです。
道を決めたい指導者、
道を決めてもらいたい
クライアント。
見事にマッチングしているので、
それはそれでありかな、
と思います。
自立して自分の道を選んで
進んでもらえるように
同じ方向を見て
伴走し、
立ち止まったときには
背中を強く押す。
そんな存在でありたいと
ボクは思っています。
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横川 裕之
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筆文字感想
横川さんに
「どうしようかなぁ?」
と聞くと、
「ぺこちゃん(私のニックネーム)
はどうしたいの?」
と聞かれます。
金子:「んー、こうしたいかな」
横川:「それをするために、
まず、できることはなんなの?」
金子:「これこれかなぁ」
横川:「じゃ、それやればいいんじゃない。
やりたくないんだったらやらなきゃいいん
だし」
といつもこんな感じです。
「こうしたらいいよ、
これやったみたら」
とは絶対に言わないのです。
悩んでいる時には、
もうちょっとアドバイスして
くれてもいいんじゃないかなぁ
と思うこともあります。
横川さんに相談したことで、
よけいもやもやして
わからなくなることも
しばしばです。
金子:「なんか、よけいもやもやして
すっきりしないんですけど」
横川:「もやもやしている時が
成長している時だから、
もやもや万歳なんだよ」
と横川さんはいいます。
私は”もやもや”は好きではないのですが、
それは”自分で考える”ということを
放棄して逃げているのかもしれません。
相談相手に答えを教えて、その通りに
やらせると、成果はでます。
だけど、そうすることは
相談相手が
”自分で考えて行動する”
という自立のチャンスを奪って
しまい、
長期的にみるとマイナスに
なるということなんですね。
私のように
短期的な成果を求める人に
とって横川さんは
物足りない相談相手
かもしれません。
答えを教えないことで
横川さんから離れて行く人
もいるそうです。
だけど、
短期的な成果ではなく、
長期的にその人のために
なるようなかかわり方、
自立して自分の道を選んで
進んでもらえるように同じ方向を見て
伴走し、
立ち止まったときには
背中を強く押す。
というスタンスを貫いている
横川さんの存在は貴重だなぁ
と思いました。
というわけで、
今日も
「これくらいでいいじゃん」
と手を抜きそうになる
私の背中を押して
下さっています(笑)
「えー。面倒くさい。」
と一瞬思いましたが、
やってみると
自分が思っていたより
簡単な作業でいいものに
することが出来ました。
ありがたいことです。
感謝。
金子文
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