学んだことはやってみる
横川 筆文字
高額セミナーや講演会に参加しても、
そこでの学びを日常に活かさないなら、
講師に献金しているのと変わりません。
自分を高めるために、
セミナーや講演会に参加している
自分は勉強していてスゴいんだ!!
と、自己満足に浸りたいなら、
話を聞いて終わりでもいいでしょう。
でも、もともとの目的は、
まわりの人を幸せにするために
その力を身につけるために、
参加していることがほとんどなわけです。
だったら、ひとつでもいいから、
学んだことを日常で使ってみる。
講師が話していたように、
すぐにはうまくいかないかも
しれません。
でも、講師以外の誰かが結果を
出しているものであるなら、
あなたにも必ず結果が出せるのです。
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横川 裕之
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筆文字感想
セミナーで
聞いてわかったつもり
になったのと
実際にやってみたの
とでは雲泥の差があります。
聞いて、
「なるほど」
と思っても、
やってみるたからこそ
わかることが
あります。
以前、原田 隆史先生の講演会を
聞いたことがありました。
原田先生は、荒れた公立中学校を
立て直し、
無名の陸上部を7年間で13度も
日本一に導いた先生です。
現在はコンサルタントとして、
カネボウやユニクロ、
キリンビールなどの企業の
研修や人材育成をされています。
原田式 【自信をつける方法】
原田先生が荒れた中学校に
体育の先生として赴任した時、
生徒たちは、
「どうせ私なんて」
と自信を持つことができず、
物事に前向きに
取り組もうという
姿勢が見られませんでした。
そこで、原田先生は
どうしたら生徒に自信を
つけさせることができるか
考え、
毎日日記をつけるように
指導されました。
日記に書く内容は
①自分が頑張ったこと、
よかったこと
②誰かに「ありがとう」と言われたこと
誰かに「ありがとう」と言ったこと
の2つです。
毎日2~3行
ほんの数分でかける日記です。
でも、
この日記を毎日書き続けた
ことで、自信のなかった
中学生が自信をとりもどした
そうです。
自信がつく方法をやってみた
そんな簡単なことで
自信がつくのならと
さっそく私も始めてみました。
ある日、書いていて手が
止まりました。
ん???
そういえば
今日は誰からも
「ありがとう」を
言ってもらってないー!
毎日人から
「ありがとう」
って言ってもらうのは
無理ですやん。
自分が相手のためと
思ってしたことでも、
相手が
「ありがとう」と
言ってくれるかどうかは
相手次第なんですから。
これ、どうするんだろう
と思って講義メモを
見直してみました。
そうすると、
仕事、勉強、
スポーツなど自分が頑張った、
よかったことを一つ誰かに「ありがとう」
と言ったことまたは自分が
「ありがとう」と
言われたこと。「ありがとう」の言葉が
行き交った行動を一つ
書きます。
と書いてありました。
あっなるほど、
自分が「ありがとう」と
言ったことでもいいんだ、
それならできると
思いました。
さて・・・
日記をつけ始めて、
数ヶ月がたちました。
ん??
そういえば、最近2,3日書いて
ないような・・・
と思ってノートを見ると
なんと
20日も書いていませんでした!
わぁびっくり。
今日くらいいいか
と思って書かない日があると
忘れてしまって
続かないということが
わかりました。
まとめ
原田先生の
「自信をつける方法」
をやってみてわかったこと。
相手がしてくれたことに、
ありがたいな
と心では思っていても
口にだして言わないと
伝わりません。
日記を書くためとはいえ、
「ありがとう」を
ちゃんと口に出して
相手に伝えることが
できると、そこから
人間関係もよくなって
いくのを感じました。
そして、
わずか数分のことでも、
継続するためには
習慣にする仕組みを作らないと
続かないということが
わかりました。
忘れないように
寝る前にチェックするとか
紙に書いて貼っておくとか
油断大敵、
気を許すとすぐに
元にもどってしまいます。
やってみたからこそ
わかる気づきがあります。
改善してまた取り組みます。
自信をもって自分の人生を
切り開いていくために。
金子文
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