コンサルタントの成果とは一体何なのか??
◎コンサルタントの成果とは一体何なのか??
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
よく、コンサルタントやコーチ、
セミナー講師など、人材育成に関わる方が
(ここではひとまとめに【コンサルタント】と表現します)
クライアントさんの成果を紹介する際には
【売上】がアピールされます。
たとえば、こんな感じです。
月商230万円を超えた◎◎さん、とか
起業初月で月商100万円を超えた✕✕さん、とか
売上が2.3倍になった△△さん、とか
数字だと明確でわかりやすいですもんね。
ただ、月商と表記するということは、
そこからいろいろ抜かれて手取りは??
1000円が2300円になっても、
2.3倍なんだけど^^;
…というツッコミはまぁいいとして。
売上実績というのは、
コンサルタントの成果なの??
って、ボクは思うのです。
確かに、「売上アップさせます」と
謳っているコンサルタントにとっては、
そのクライアントの売上アップは、
そのままコンサルタントの成果です。
そして、その
売上アップ
〜〜〜〜〜〜
を成果として、次の人を集めます。
でも、本当に大事なのは、
そのクライアントにお金を払って
コンサルや講座を受けたり、
サービスや商品を購入されたお客様が、
どんな変化をされたのか
じゃないかと、ボクは思うのです。
たとえば、
230万円を売り上げた◎◎さんは、
講座やらサービスやら販売して、
お客様からその金額をいただいているわけです。
その◎◎さんのサービスを購入したお客様が
まったく変化がなかったら、
結局は詐欺師を育ててるのと同じです。
コンサルタントを養成する講座では、
講座期間中に最も成果を挙げた人って、
期間中に大きな売り上げを
出した人になります。
でも、本当の成果は、
その先にいる人たちの人生に
どれだけ貢献したか、
だとボクは捉えています。
人の成長に関わる人を育てる
仕事をするのであれば、
育てた人に関わる人だったり、
その関わる人の、
その先にいる人たちのことを、
そして、
さらにその先にいる人たちのことを
考えて講座を作らないといけない、
と、ボクは強く思うのです。
なぜこんなことを書くかというと、
その売り上げを上げた!!
と、紹介されていたコンサルタントに
お金を払った人から、
「お金を払っているのに、
考えが浅いからという理由で、
会ってくれないし、コンサルもなかった…」
という悩みを相談されたからです。
「何が浅いんですか??」
って、そのコンサルタントに尋ねたら、
「それを考えてください」
って、言われたそうです。
考えが浅いからこそ、
そのコンサルタントにヒントを
もらいたいはずなのに、
それが受け付けてもらえない。
その後もその状態が続き、
あっという間に
契約期間が終わったそうです。
「結局、その人の売り上げという
成果を出すために、
甘い言葉で誘われ、
その甘言に乗った私が悪いんです。
高い授業料でしたが、
いい経験になりました」
こんな風に泣き寝入りしちゃう人が
多いのかもしれないと思うと、
悲しくなります。
こう書いてるボク自身が、
関わる方々のその先、またその先を
良くすることができているのか、
改めて自問自答させていただきます。
この文章をここまで読んで下さった
あなたが、心明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
横川 裕之
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