最強の武器を持っていても、使う人のレベルが低けりゃ太刀打ちできない
◎最強の武器を持っていても、使う人のレベルが低けりゃ太刀打ちできない
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
ロールプレイングゲームで、
開始した早々から、
最強の武器と最強の防具を
与えられたとします。
もちろん、レベルは1です。
さて、このままレベルアップせずに
ラスボスを倒すことはできるでしょうか??
…って、聞かれたら、
みんなできない、と言うはずです。
そりゃ、雑魚キャラは倒せますけど、
ほんの少し強い敵が出てきたら、
体力(HP)がないので、
あっという間にやられます。
せっかくの武器や防具であっても、
それを使いこなす人のレベルが
低ければ、強い相手には
太刀打ちできないのです。
これを現実世界に置き換えてみましょうか。
たとえば受験勉強。
問題の傾向によって、
使えるテクニックがいっぱいあります。
でも、基礎力がなかったら、
そのテクニックを使えるのかどうかすらも
判断がつきません。
ビジネスでいえば、
誰でもこれを使えば、売れる◎◎になれる!!
なんていう商品やサービスがあります。
確かにその商品やサービスを使って
売れている人もいる一方で、
売れていない人もいるわけです。
たとえば、生命保険。
扱える商品は同じなのに、
メチャクチャ売っている人がいる一方で、
毎月売れない売れない
と嘆いている人もいます。
で、売れない人は、例外なく、
「商品が悪い、パンフレットが悪い、
会社の知名度が低い…」
みたいに、自分の力量を棚上げします。
同じ商品を扱っているんですから、
売れないのは完全に
その人の力量のせいですが、
それを認められる人は少ないです。
これを売れば、誰でも月収◎◎万円!!
っていうフレーズに惹かれて、
参加するような人のほとんどは、
そもそもの力量がないので、
その打ち出した月収には
到底届きません。
で、生命保険と同じように、
商品が悪い、教え方が悪い、
などと、自分の責任を棚上げして、
販売者に文句を言います。
まぁ、この場合は販売者が
自分の売上を上げたいがために、
そういう人たちを引き寄せる
キャッチコピーを使っているので、
どっちもどっちなんですけどね。
これまであなたが稼げていなかったのは、
教えてきた先生が悪い!業界が悪い!
みたいに、その人の責任を棚上げ
させるような甘い言葉を投げかけて、
「この人(販売者)は私の状況をわかってくれている…
この人だったら、私の人生を変えてくれる」
と、なけなしのお金をこの販売者に託すのです。
そう、託すのです。
大事ななけなしのお金を託したんだから、
売れるようにしてね〜
と、まぁ、ここまで直接的には
思っていないでしょうが、
セミナーを受けるだけで
稼げるようにしてもらえると
本氣で思っています。
そんな甘い考えをしているから、
どんな商品やサービスを扱ってきても
売れなかったんでしょ??
って、客観的にみれば思うようなことも、
自分の責任だと認めない人たちからしたら、
そんな発想は到底ありません。
商品やサービスの売り方を教えたとしても、
売る、という行動をそもそもしないレベルの
人たちなので、結果が出るはずありません。
レベル1で最強の武器と防具を渡されて、
その使い方も教えてもらっているのに、
外に出ないで、戦わず、レベルアップせずに、
ボスが勝手に倒されるのを待っている状態。
当然、倒しにくる人がいないんですから、
ボスが倒れるわけもありません。
「んだよ…武器と防具を手に入れたんだから、
勝手に倒れるんじゃねぇのかよ!!
ってか、詐欺だったんだな。
倒せるようになるなんて虫のいいこと言って、
買うだけ買わせて、売って、ハイおしまい。
ホント騙されたわ…」
そんなこと言う人いないと思うでしょう??
でも、現実、ビジネスになると
自分が言っていることがおかしなことに
氣付いていない人がいっぱいいるのです。
売上を上げるのであれば、そういう人が
寄ってくるような甘い蜜=キャッチコピーや
参加した後の未来を投げかけてあげたらいいです。
確かに売上は上がりますが、
行動しないですから、その人達の成果は出ません。
せっかくいい商品やサービスであっても、
行動しない人たちに使われたら、
その商品やサービスの悪評しか立ちません。
選択肢としては、
そういう人たちを来ないようにするか、
そういう人たちの力量を
上げるかのどちらかになります。
どんなにすごい商品やサービスを扱うとしても、
自分自身のレベルが低かったら、
そりゃ売れません、というお話でした。
悪いのは商品やサービスでも、
販売支援体制でもありません。
他ならぬ自分自身に原因があるのです。
今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
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