言い訳したいときに意識しておきたいひとつのこと
◎言い訳したいときに意識しておきたいひとつのこと
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
人から責められたときに、
自分を守るために
言い訳したくなるのは、
人間の本質だからでしょうか??
ボクは人から責められると、
すぐに自分の都合のいい
言い訳が頭の中を駆け巡ります。
「なんで一方的に責められないといけないんだ
こっちだってちゃんと伝えていたでしょ?」
「そんなつもりやったわけじゃないんです」
「電車が遅れてしまったので、仕方ないです」
「体調が悪かったので…」
普段、言葉がなかなか出てこなくて
困っているのに、言い訳になると、
なんでこんなにスムーズに出てくるんだ!
っていうくらい、出てくる出てくる。
でも、これは悪魔の声だと
ボクは思っています。
確かに自分の身を守るために、
生み出してくれたものではあります。
たとえ相手がその言い訳に
納得してくれようとも、
それを言ったところで、
自分の成長は一切ありません。
自分自身が磨かれることもないし、
人間関係が深まることもありません。
結局は誰も何も守れない人になります。
責められたときに、
言い訳が頭の中をよぎるのは、
もう仕方ありません。
意識して抑えられるものじゃ
ないですからね。
でも、その言い訳を口に出すかどうかは
自分で選ぶことができます。
言いたい…でも、言ったら、
自分の身を守れるかもしれないけど、
自分の成長が失われる。
両方を天秤にかけて、
どちらを選ぶのか??
まぁ、言い訳を言って、
いいことってあんまりないですけどね。
言い訳をしたくなったときは、
何かを根本から大きく変える合図、
ボクはそう捉えています。
(おまけ)
書いていて若かりし頃の
上司とのやり取りを思い出しました。
お客様からの重要なメールを見過ごしていて、
お客様からその怒りの電話が上司に入って、
会議室に呼び出されました。
「今回の件に関して、
言いたいことあるなら言いな!」
「いや、ないです。
すべて自分の責任です」
「本当にないのか?
こっちにも氣付かない悪いところが
あったかもしれないから、
正直に言って欲しいんだ」
「◯◯さんに責任はありません。
すべて自分の不徳の致すところです。
本当に申し訳ございませんでした」
「いや、いい機会だから、
思っていることを正直に
言って欲しいんだよ。
お互いの今後のためにもね」
「なるほど…今後のために、ですか…。
わかりました。では、正直に
お話させていただきます」
話していくうちに上司の顔色も
その場の空氣も
どんどんと悪くなっているのに、
「正直に」と言われたから、
そのまま話し続ける。
一通り話し終えた直後のひと言。
「そんな言い訳なんて
聞きたくなかったよ。
もっとできるヤツかと思っていたのに、
ガッカリだ…」
いやいや、「正直に」って言ったじゃないですか…
と、思ったものの、口に出したものは
取り下げられません。
そして、その口に出したものを
どう捉えるかは相手次第なんだな、
というのをいまさらながらに思い出しました。
今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
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