自己紹介では手垢のついた言葉は避ける

2018.01.27 by 横川 裕之

◎自己紹介では手垢のついた言葉は避ける
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
  
刺さる自己紹介と刺さらない自己紹介の違いに、

手垢のついた言葉を使っているかどうか
 
というのがあります。
 

手垢のついた言葉、というのは、
辞書的に言うなら、
 
使い古された言葉
 
です。
 
自己紹介的に言うなら
 
響きがキレイな言葉
 
です。
 
たとえば、

「こだわりの」「地域密着」「お客様第一」
「最高の」「元気」「やる気」「厳選した」
「キラキラ」「熱く」
 
こうした響きがキレイな言葉の入った
自己紹介を聴いたときに、
心がそんなに動かないはずです。
  
  
言葉が抽象的で、具体的に何をするのか、
どうなるのかが語られていないので、
聴き手のこちらはイメージができないのです。
 
イメージができないので、
「なんかいいこと言っているんだけど…」
と、なってしまいます。
 
 
拙著、すごい自己紹介の中では

相手の未来を伝える
 
ということを書かせてもらっていますが、
こちらが提供したい未来のイメージが
相手の頭の中でイメージさせられなかったら、
相手は興味を持ってくれません。
 

人が一番興味あることは、
自分自身です。
 
 
だから、自分自身にとって得になる
イメージができるものは
積極的に話を聴きたくなりますが、 
イメージできないものは、
とことんスルーです。
 
 
まぁ、自己紹介に限らず、
キャッチコピーでもそうですが、
手垢の付いた言葉や、
抽象的な言葉を使っていないかどうかを
まずは確認してみてください。

手垢のついた言葉でも、
人を動かす自己紹介をする人も
たまにいますが、それは言葉によるものではなく、
その人自身がこれまでに積み重ねた
経験から滲み出る人間的な魅力に拠るものです。
 
 
そんな滲み出る人間的な魅力を持っている人は、
そもそも自己紹介に悩むことはありません。
 
だって、何言っても伝わるんですから。
 

極端な話、
 
こんにちは。◎◎です。
よろしくお願いします。

という自己紹介でも、
充分に人を動かすことができます。
 

たとえば、

安倍晋三です。武豊です。木村拓哉です。三浦知良です。
新垣結衣です。安室奈美恵です。小泉今日子です。
 
すでに誰でも知っているような人なら
これでもいいですよ。

あと、コミュニティや組織の中で
誰からも知られている状態であれば、
この自己紹介でも大丈夫です。
 

しかし、そんな人はめったにいないですし、
すぐになれるもんじゃないので、
そんな人の自己紹介を見習ってやっても、
 
はぁ?
 
としかなりません(苦笑)
 
 
手垢のついた言葉で表現するのを避けて、
具体的に表現することを
ぜひ心掛けみてくださいね。
   
 
今回は以上になります。

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この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
 

今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
 
 

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横川 裕之

人も仕事もお金も引き寄せる「すごい自己紹介」著者。 2016年3月23日の発売日にAmazonのビジネス交渉・心理学部門で1位。 以来、Amazonでは在庫切れが続く。 自分自身の経験を元に開発した通信講座【文字化力強化合宿】において、60代の会社経営者、30代の学校の先生・刑事、20代の専業主婦など、業種年齢問わずに、受講者の人生に革命を起こす。 キーワードは「思考の文字化で人生は100%変わる」。

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