プレゼントが喜ばれなかったときの処方箋となるお話

2017.12.27 by 横川 裕之

◎プレゼントが喜ばれなかったときの処方箋となるお話
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
  
 
昨日のファミレスでのことです。

会社の同僚らしき男性2人が、
こんな会話をしているのを耳にしました。
 
「クリスマス、カミさんにプレゼントしたら、
カミさんが期待していたものと違ったのか、
全く喜んでくれなくて、ありがとうの一言も
もらえなかったんだよね。。

 結構奮発したのになぁ。。」

「はぁ?マジで??ありえなくね?

 で、お前は何をもらったの??」

「何にも。別にモノなんて期待してなかったから、
それはいいんだけどさ。

喜んで欲しくて、一生懸命に考えて選んだのに、
さすがに昨日は落ち込んだわ。」
   
   
このサラリーマンのように、
せっかくプレゼントしたのに、
そのプレゼントを喜んでもらえずに
ショックを受けた経験ってありませんか??
  
  
「こんなのもらっても嬉しくないし…
ホント、あいつはセンスねぇよな。。」
  
学生の頃、ボクがあげたプレゼントを
酒の肴にして笑われたことがあり、
プレゼントすることに対して
トラウマがありました。
 
「これをプレゼントして笑われたらどうしよう…」 
   
   
いまではそのトラウマはありません。
   
そのキッカケとなったのが、
あるアフリカの部族でのお話です。
  
  
その部族では、プレゼントの際に
お礼を言うのは、

もらう側ではなく、あげる側

なんです。
   
 
普通、逆ですよね??
   
   
じゃあ、なんであげる側がありがとうと言うのか。。
   
  
それは、何かをプレゼントできる、
恵むことができるというのは、

すでに自分は恵まれているからであり、

さらに、

それを渡せる相手がいるからです。
   
だから、それらのことに感謝して、
ありがとうと言うのだそうです。
   
   
目からウロコでした…。

相手が喜んでくれると期待すると、
喜んでくれなかったときに、
その期待は不満に変わります。
 
  
でも、プレゼントできる事、それ自体に
感謝できるなら、相手に期待することは
なくなるし、たとえ喜んでもらえなくても、
渡した時点で完結しています。
 
  
あのサラリーマンもこのアフリカの部族の
お話を知っていたら、期待が不満に
変わることはなかったでしょうね。
 
 
今回は以上になります。
  
 
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
 

今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
 
 

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横川 裕之

人も仕事もお金も引き寄せる「すごい自己紹介」著者。 2016年3月23日の発売日にAmazonのビジネス交渉・心理学部門で1位。 以来、Amazonでは在庫切れが続く。 自分自身の経験を元に開発した通信講座【文字化力強化合宿】において、60代の会社経営者、30代の学校の先生・刑事、20代の専業主婦など、業種年齢問わずに、受講者の人生に革命を起こす。 キーワードは「思考の文字化で人生は100%変わる」。

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