反対してくれる人の役割
◎反対してくれる人の役割
本の発送でほぼ一日を終えている横川です。
有り難いことに一日30冊以上のペースで
ご注文をいただいています。
最優先で対応させていただいている分、
その作業量も作業時間も
膨大なものになっています。
過去、ここまでの人生で、
これほど物販の作業をやったことがないので、
これを毎日されている物販のお仕事の方々には
本当に頭が下がります。
そして、発送したものを無事に相手に
届けてくださる日本郵便の方々にも感謝です。
さて、その作業の手を止めて、
今日の本題に入ります。
反対する人に悪気はない
なにか新しいことを始めようとしたら、
必ず誰かの反対が出ます。
特に親しい人から反対が出ることが多いです。
あなたにも一度や二度、経験があるかもしれません。
反対してくれる人のほとんどはこう言います。
「それがあなたのためなんだよ」って。
彼らは決して悪気があるわけではないんです。
本当にこちらのことを考えて
言ってくれていることがほとんどです。
そのお気持ちは嬉しいですよね。
なぜ反対してくれる人が目の前に現れるのか?
では、なぜ反対してくれる人が
目の前に現れるのでしょうか??
それは、人は現状維持を一番に考えるからです。
その現状を脅かされるようなことがあると、
無意識のうちに、止めようと働いてしまうのです。
これまで親しかった人が
別の世界へと行ってしまうかもしれない…
いまの現状が壊されることを無意識のうちに恐れて、
その恐れが現実化しないようにと、
必死で止めに入ってくれるのです。
そういう反対が出ると、
「なんであの人はわかってくれないんだろう…」
って、本来は新しいことに使うべきエネルギーを
愚痴を言うことにエネルギーを使います。
そうしてエネルギー切れを起こして挙句の果てには、
「◯◯さんが反対したから、やめました」
って、自分が諦めた理由を人に押し付けます。
さらにさらに、
「あの時◯◯が反対していなかったら、
今、こんな人生になってなかったのに…」
って、自分の人生の責任を人に押し付けます。
それを「分かる分かる」って、
共感して聴いている人が、自分もそうだった…、
って、語り始めて、お互いが語り終わると、
昔からの知己のように固い絆で結ばれたりします。
やっぱりこのままで終わりたくない…
という氣持ちが強くなって、
「ひとりじゃダメだけど、ふたりならやれるさ!」
って、ふたりで始めようとする。
でも、「反対されたら行動せずに、それを人のせいにする」
という思考の癖をお互いが持っているんです。
仮にその人達が一緒に何かを始めても、
うまくいかなくなったら、
お互いがお互いのせいにするのは、
火を見るより明らかです。
でも、当の本人はそんなことには、
さらさら気付いていないし、
気付かせてくれる人もいないでしょう。
…と、ちょっと話がずれましたね^^;
反対してくれる人の役割
反対してくれる人の役割、それは
【自分の覚悟を試してくれる壁】
ボクはそう考えています。
そもそも本氣でやりたいことだったら、
誰にも相談せずにやっているんですよ。
でも、なんで人は相談してしまうのか??
いろんな理由がありますが、一番は
現状のままでいたい
という無意識の働きです。
現状のままでいたいから、
わざわざ相談して反対してくれる人を
目の前に登場させるのです。
そんなバカな…
と、思われるかもしれませんが、
相談する相手って、普段親しくしている人が
ほとんどでしょう??
自分よりも一段も二段もステージが上の人に
相談する人なんて稀です。
なんでそうした人たちに相談しないかというと、
「お〜いいじゃん!!どんどんやれやれ!!」
って、言われるからです(笑)
本当は現状のままでいたいのに、
どんどんやれやれ!!なんて言われたら、
無意識はビックリするわけです。
それがわかっているから、
相談しやすい人に相談を持ちかけます。
相談する人が持っている欲求
相談するもうひとつの理由は、
「新しいことに挑戦している自分を認めて欲しい」
という承認欲求に起因するものです。
そんな挑戦するなんてすごい!!
でも、いまのほうがいいんじゃない??
って、言われたら、
挑戦している自分を認めて欲しい
という承認欲求が満たされたので、
「冷静に考えたらいまのままのほうがいいよなぁ…」
って、自分で自分を説得して、
やめる方向へと自分を導いていくのです。
ちなみに、ステージが一段も二段も上の人は
「お〜いいじゃん!!どんどんやれやれ!!」
っていう人ばかりじゃありません。
ちゃんとこの無意識の動きを知っているので、
覚悟を試すために【わざと】反対してくれます。
時には「お前には無理」って、
人格を否定されるようなことも
言ってくれる人もいます。
でも、それはすべて、自分の覚悟を試すために、
相手が思い遣りから言ってくれているんだ、って、
想定内にしておけば、クリアできるものです。
お金がないでしょ??
1円から貯めていくと伝えたらいいんです。
すべての金額は1円の積み重ねです。
いまの仕事も自分が本当にやりたいことを
やるためにお金を貯めるためにやったらいいんです。
時間がない?
睡眠時間削ったらいいんです。
睡眠時間削ったら、パフォーマンスが落ちる?
そう思っているから、パフォーマンスが落ちるんです。
6時間寝ていた人が、いきなり3時間にしたら、
そりゃカラダに無理が来ますけど、1時間づつ短くして
カラダを慣らしていけばいいんです。
書店に行けば、睡眠時間を短くしても
ベストパフォーマンスを出せるノウハウが
1500円出せば買えちゃいます。
すべては自分次第です。
そうやって覚悟を持って頑張っている姿が、
分かってくれない、という人の心を必ず動かす時が来ます。
というよりも、分かってくれない人がいることで、
自分自身が見えていなかったことにも気付けます。
やりたいことがあるなら、
できることからやればいいんです。
今、目の前にあることのその先に、
自分が思い描いている未来は存在しているのです。
今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
書き続けていくことで、あなたの人生に革命が起こり、
あなたの変化に合わせて、あなたのまわりも変わっていきます。
横川 裕之
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