相手の心に刺さるのは言葉ではありません
◎相手の心に刺さるのは言葉ではありません
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
自己紹介の添削をしていて、
自分の商品・サービスの価値や
その価値を受け取った後の
未来をきちんと表現しているのに、
イマイチ刺さってこない自己紹介があります。
ランチ会などで直接聴くときもそうですし、
テキストで書かれた自己紹介を読んでも
同じように感じます。
なぜ、価値も未来もきちんと表現しているのに、
聞き手に刺さらないのでしょうか??
今回はその理由をお伝えします。
聞き手が受け取るのは、言葉ではない
実は、言葉そのものには意味がありません。
聞き手が受け取るのは、言葉ではなく、
その言葉に乗った【想い】なのです。
たとえば、「ありがとう」という言葉を
二つの状況で言ってもらったとします。
ひとりは、ふてくされた感じで言う「ありがとう」。
もうひとりは、心から感謝の氣持ちを伝えたいという
想いが乗った「ありがとう」。
(注:写真はイメージです)
同じ「ありがとう」という言葉でも、
上の表情で言われても、
「ホントにそう思ってんの??」
って、言いたくなりますよね。
人が受け取るのは、言葉そのものではなくて、
その言葉に乗っている【想い】になります。
注意して欲しいのは、
【思い】ではなく、【想い】ということです。
あえて、【想い】という漢字を使っているのには
意味があります。
【想】という漢字は、【相】手の【心】と書きます。
相手の心を考えている一方で、
【思】は、自分ひとりで完結します。
相手のことはほどほどに、
自分のことを考えてしまっているのです。
それが言葉に乗ってしまうので、
「いい事言っているんだけど、なんかなぁ…」
と、なってしまいます。
一方で、想いが乗っている自己紹介は、
相手の未来に貢献したいという想いが伝わります。
じゃあ、その想いはその場だけで乗せることが
できるのかというと、そうではありません。
自己紹介を作っている過程で
その自己紹介の言葉に【想い】が宿っていきます。
作っている過程で想いが宿るからこそ、
実際に口に出して伝えた際に、
その想いが相手に伝わっていくのです。
言葉が伝わるのではなく、
想いが伝わる。
ぜひ、これを意識しながら、
自己紹介の言葉を作ってみてください。
今回は以上になります。
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今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
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