ことわざを日常生活に落とし込む

2018.02.20 by 横川 裕之

◎ことわざを日常生活に落とし込む
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
  

今回はことわざを日常生活に落としこむと、
どんな形になるのかをお伝えします。 
  
 
たとえば、
 
親しき仲にも礼儀あり、
ということわざをご存知かと思います。
 
その意味するところは、

仲が良くとも、度が過ぎて
礼を失するようなことが
あってはいけないという戒め。

親しいことにより
遠慮がなくなっていき、
それが不和の元にもなるということ。

(故事ことわざ辞典から拝借)
 
そんなん言われなくてもわかってる!!
 
…と、なりますが、実際に日常生活で
使えないのなら、まったく意味をなしません。
 
むしろ、百害あって一利なし、です。
 

たとえば、 コミュニティメンバーに
何か自分の氣になることを
聴きたいとします。
 
ここでやりがちなのが、
 
「仲間なんだから答えてくれるよな」
 
って、自分勝手な思いを持ってしまうことです。

しかも、大体の場合、
その思いを持っていることにすら 
気付いていない…。
 
でも、依頼を受けたほうは、
なんとなくその自分勝手な思いを
察知するんです。
 

察知すると、返信したいんだけど、
なんかなぁ…めんどくさいし、
時間もないからいいや…。
 
って、なります。
 
すると、質問を投げた側は、
返信が返ってこないので、

「なんだよ…仲間なのに冷たいよな…」
 
って、思うようになり、コミュニティへの
信頼もなくなり、最終的にはフェードアウト…。
 
という事例をなんども見てきました。
 
 
極端な事例を書いているように
思われるかもしれませんが、
残念ながら実例です。
 
 
「仲間なんだから当然」
…って、思うのは「親しき仲にも礼儀なし」に
なっちゃっています。
 
 
じゃあ、どうしたらいいのか…
というと、こんな言葉をつけておくのです。

「日中はお忙しいと思いますので、
 手が空いたときに教えていただけると
 助かります。」

 
お願いしているのはこっちだということ、
そして、回答を得るためには
相手に作成のお時間を
取っていただかないといけません。
  
          
ちゃんと教育ができているコミュニティだと、
相談を投げかけられた側は
「手が空いたときなんていつ来るかわからないから…」
と、すぐに返信してくれます。
 
その返信に対しても、貴重なお時間を
作っていただいたことへのお礼を必ずします。
  

…と、こんな形でことわざを
日常に落としてみてください。
 
ことわざは数百年の風雪に耐えて
生き残っているパワーのある言葉です。
 
それが現代にまで伝わっているのは、
日常生活で使われたからに他なりません。
 
   
そのパワーを生かさないのはもったいないですよね。

今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
 
 

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横川 裕之

人も仕事もお金も引き寄せる「すごい自己紹介」著者。 2016年3月23日の発売日にAmazonのビジネス交渉・心理学部門で1位。 以来、Amazonでは在庫切れが続く。 自分自身の経験を元に開発した通信講座【文字化力強化合宿】において、60代の会社経営者、30代の学校の先生・刑事、20代の専業主婦など、業種年齢問わずに、受講者の人生に革命を起こす。 キーワードは「思考の文字化で人生は100%変わる」。

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