普通と言われて嬉しいですか??
◎普通と言われて嬉しいですか??
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
名刺交換の際に、
「どんなお仕事をされているんですか?」
って、お聞きすると、
「普通のサラリーマンです」
「普通のOLです」
「普通の主婦です」
「普通のSEです」
こういう自己紹介をされる方が
結構な数いらっしゃいます。
中には、
「しがないサラリーマンです」
って、自虐的に言う人も。
こういう自己紹介に出会うたびに、
ボクはこう思います。
「普通ってなんだろう…」
そして、
「あなた普通ですね」
って、言われて嬉しいんだろうか…って。
あなたは誰かから
「◯◯さんって、普通ですね」
って、言われたら嬉しいですか??
ボクはまったく嬉しくありません。
それどころか、バカにされた感じを受けます。
あなたも同じだと思うんです。
にもかかわらず、自分に対しては、
「普通の…」と言っている人が多いのです。
謙遜の意味で「普通の…」と
使っているのかもしれませんが、
自分が他人から言われてバカにされている、
と、思うのであれば、
自分で自分をバカにしてしまっていることになるのです。
こういう自己紹介をする方は、
「自分なんて…」
「自分なんかが…」
という言葉を多用します。
自分自身の能力、自分自身の存在を
認められていないことから、
こういう言葉が出てきてしまうのです。
もし、こういう自己紹介をされたら、
ぜひこう聞いてみてください。
「普通の…って、どんな意味で普通なんですか?」
きっと、言葉に詰まると思います。
ボクは個人で働いていますが、
組織から必要ない、と、放り出された人間からすると、
サラリーマンやOLとして、
組織で働くことはすごいことです。
旦那さまやお子さまのために、
自分自身を捧げている主婦業はすごいことです。
自分が産んだ子どもを育てる、
自分が生涯の伴侶と決めた人の健康を作る、
これができるのは、世界中でただひとりだけです。
「普通の…」とおっしゃる方々がされていることは、
平凡なことなんかではないんですよね。
では、なぜ「普通」だと思ってしまうんでしょうか??
それは自分で、
「自分自身の存在価値」を認めていないからです。
もっというなら、自分の代わりなんて、他にもいるよ、
自分のやっていることなんて、誰にでもできるよ、
と、思っているからです。
…と、いろいろ書いてきましたが、
「普通の…」と言っていたのは、
過去のサラリーマン時代のボク自身だったりします。
その当時のボクは自分自身の
存在価値を認めていませんでした。
会社に行くのは、お金のため。
そのお金を少しでも増やそうと、
わざと仕事をゆっくりして、
残業代を稼ぎ、予定がある日はとっとと帰る。
当然、上司からの評価が高いわけがなく、
最低ランクに据え置きのままでした。
仕事にやり甲斐なんて、
まったく感じていませんでした。
「どんな仕事をやっているんですか?」
と、聞かれても
「ただのSEです。システムのトラブル対応です」
と、相手が興味を惹いて、喰いついてくるような
言葉はまったく使っていませんでした。
というか、そんな発想すらなかったですね。
いまのボクしか知らない人に、
この昔の話をすると、驚かれます。
逆に、昔のボクを知っている人からすると、
今のボクの状況に驚かれます。
確かに普通以下のサラリーマンだった、
10年前の自分からすると、
いまの自分の状況はまったく想像つきませんから、
人生に革命を起こせたと言えます。
じゃあ、その革命はいつから始まったのか??
それはある昼休みに立ち寄った書店で出会った
立ち読みした本との出会いがキッカケで、
自分自身を認められるようになったのです。
今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
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