継続できる人、できない人の違いは基礎力にある
◎継続できる人、できない人の違いは基礎力にある
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
横川です。
勉強でもスポーツでも、
基礎があってこそ応用が効きます。
たとえば、
テニスプレーヤーでもいろんな選手がいますが、
みんな基礎がしっかりできていて、
その上に選手ひとりひとりの個性があるのです。
その中でも、現時点で世界ランキングNo.1の
ロジャー・フェデラーは、初心者でもマネができる
シンプルな打ち方をしています。
特にケガから復帰した2017年からは、
その傾向がますます強くなっています。
そりゃ時にはマネできないような
派手なショットをみせますが、
そんなリスクの高いショットを選ぶのは稀です。
相手の力強いボールに対して、
きちんとカラダの前で、
ラケットの真ん中でボールを捉える。
相手のボールの力強さを
逆に利用しているので、
そんなに力を入れなくても、
力強いボールを正確に相手の嫌なところへ
打ち続けることができています。
にもかかわらず、これがビジネスや人生となると
基礎を軽視する人が多いように思います。
むしろ基礎を学ばなくても、
・ネットの力があれば…とか、
・人の心を煽る言葉を使えば…とか
・影響力ある人にうまく取り込んでもらったらいい…とか、
何か抜け道があるかのように錯覚しています。
確かに、基礎力をつけなかったとしても、
大きな売上を上げる人もいます。
じゃあ、その人が
長くビジネスを続けているかというと、
そんなことはありません。
続けられなかったのは、苦しいときに
立ち戻れるだけの【基礎力】を
身につけていなかったからです。
じゃあ、その基礎力って何なの??
って、話になりますが、
たとえば、
・時間を守る
・約束を守る
・あいさつをする
・報連相する
・相手の立場になる
ということができているかどうかです。
これらをひとまとめにすると、
【信頼を積む行動】
となります。
もし、苦しくなったとしても、
信頼があれば、まわりが助けてくれます。
でも、信頼がなかったら、
まわりは助けてくれません。
うまくいっているときは、
そんな信頼なんて考えなくても、
何を言ってもうまくいっちゃいます。
それは勢いがあるからです。
でも、吹き続ける風がやがて止まるように、
勢いも必ず止まります。
その勢いが止まったときに、
勢いに巻き込まれていた人たちの
目が覚めます。
目が覚めたときに、
「騙されてた!!」
って、手のひらを返してきます。
この段階できちっと信頼を
積み重ねてきた人であれば、
その手のひら返しから守ってくれる人が
いっぱい現れます。
しかし、信頼を失っていたら、
誰も守ってくれずに、
表に出ることが難しくなってしまうのです。
うまくいっているときこそ、
勢いが止まったときの準備、
つまり【信頼】を蓄える行動ができる。
逆に、うまくいっていないときも、
人様からの信頼をいただけるような
地道な当たり前の行動ができる。
要は、どんなときにでも、
人様からの信頼を積み重ねられる。
これがボクの考える基礎力です。
この基礎力がきちんとしている人だからこそ、
ビジネスも物事も長続きする。
ボクはそう思っています。
その基礎なくして応用なんてないのです。
むしろ、応用なんてなくても、
基礎力のレベルが高かったら、
物事は必ずうまくいくのです。
今回は以上になります。
この文章を読んでくださった
あなたの心が明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日も長文をお読みいただき、
本当にありがとうございました。
横川 裕之
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